R で GUI プログラミング

R でプログラミングをするとき、ちょっと GUI が利用できたらいいな、と思うことがあります。R の GUI 用パッケージには Tcl/Tk があります。Tk は、今では古くさいスタイルのウィジェットだと評されることが多いのですが、Windows 用 R には標準のパッケージとして利用可能ですし、Fedora 用の RPM パッケージでも利用できるようになっています。そういうわけで、ちょっと GUI が欲しいときには手頃なパッケージだとは思います。

本サイトでは、面倒な理屈より、必要な説明を後回しにしてでもサンプルをどんどん紹介していきたいと思います。サンプルは、Fedora 上で動作確認をしていますが、Windows でもそのまま動作するはずです。必要があれば、Windows 版での事情も合わせて説明します。

ちょっとした GUI を作るだけであれば、Tcl/Tk パッケージの利用で十分だとは思いますが、RGTk2 という GTK+ のパッケージも利用できるので、こちらも将来的にはカバーしていきたいと考えています。

GUI パッケージの利用方法

GUI プログラムは、マウスなどの入力を待つためにループ状態にあります。これをイベントループを呼びますが、R ではインタラクティブセッションで、このイベントループを実現します。以下に例を示します。

GUI プログラムの起動例 [Fedora 10]

$ R

R version 2.9.0 (2009-04-17)
Copyright (C) 2009 The R Foundation for Statistical Computing
ISBN 3-900051-07-0

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'demo()'と入力すればデモをみることができます。
'help()'とすればオンラインヘルプが出ます。
'help.start()'でHTMLブラウザによるヘルプがみられます。
'q()'と入力すればRを終了します。

> source("button.R")
Tcl/Tkインターフェースのロード中  終了済 
> 

R のインタラクティブセッションを利用しない方法については、今後、扱う予定です。

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