Wine の設定


[Fedora 10]

最初の起動 - $HOME/.wine の生成

初めて Wine を起動すると、Wine 用のディレクトリ $HOME/.wine が生成されます。Wine 版コマンドプロンプト cmd.exe を起動した例を示しました。いろいろな設定をする前に、まず必要なアプリケーションなどをインストールするので、ここでは、すぐ exit コマンドで終了します。

$ wine cmd
wine: created the configuration directory '/home/bitwalk/.wine'
Could not load Mozilla. HTML rendering will be disabled.
wine: configuration in '/home/bitwalk/.wine' has been updated.
CMD Version 1.1.15

Z:\home\bitwalk>exit
$
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[Fedora 10]

Wine-Doors - 基本アプリケーションのインストール

Wine では、コマンドプロンプト cmd.exe や レジストリエディタ regedit.exe あるいはメモ帳 notepad.exe など、非常に基本的なアプリケーションをデフォルトで利用できますが、IE などは利用できません。Wine 用パッケージ管理ツール Wine-Doors を使うと、Windows 用のアプリケーションを簡単なクリックだけでインストールできます。ここでは、Wine-Doors を利用して、最低必要だと考えられるアプリケーションやランタイムライブラリをインストールします。

以下から Fedora 用の RPM パッケージをダウンロードしてインストールします。以下の例では、依存するパッケージがインストールされていませんでしたので、yum で足りないパッケージをインストールして、再び Wine-Doors をインストールしました。

$ sudo rpm -ivh wine-doors-0.1.3-1.noarch.rpm
[sudo] password for bitwalk: 
エラー: 依存性の欠如:
	gnome-python2-rsvg は wine-doors-0.1.3-1.noarch に必要とされています
	orange は wine-doors-0.1.3-1.noarch に必要とされています
$ sudo yum -y install gnome-python2-rsvg orange
Loaded plugins: refresh-packagekit
Setting up Install Process
...
(途中省略)
...
Installed:
  gnome-python2-rsvg.x86_64 0:2.23.0-1.fc10     orange.x86_64 0:0.3.2-1.fc10    

Dependency Installed:
  dynamite.x86_64 0:0.1.1-1.fc10         libsynce.x86_64 0:0.11.1-1.fc10        
  unshield.x86_64 0:0.5.1-1.fc10        

Complete!
$ sudo rpm -ivh wine-doors-0.1.3-1.noarch.rpm
準備中...                ########################################### [100%]
   1:wine-doors             ########################################### [100%]
$ 

インストール後は、メニューバーの「アプリケーション」→「システムツール」→「Wine-Doors」から Wine-Doors を起動するか、以下のようにコンソール上でタイプして起動します。

$ wine-doors

初めて起動すると、Windows アプリケーションのセットアップに使用する名前とライセンスの確認を促されます。Windows のライセンスを持っているユーザーは、名前を入力し、「I have a valid Microsoft Windows (tm) license」にチェックを入れて「Proceed」ボタンを押して次へ進みます。

最初しばらくの間、必要な基本フォントがインストールされます。

インストールする Windows アプリケーションの一覧が表示されます。インストールするアプリケーションの install をクリックします。すぐにインストールは始まりません。インストールするアプリケーションを選んだ後でウインドウ右下の「適用」をクリックすると、ダウンロードが開始されインストールが始まります。

ちなみに、私は次のアプリケーションを選択しました。

  • Internet Explorer 6
  • Windows Media Player 9
  • DirectX 9
  • Visual C++ runtime libraries 6
  • Common Controls 5
  • DCOM 98
  • Microsoft Jet 4
  • Microsoft Data Access Components 2
  • Microsoft Foundation Classes 4
  • MSXML 4
  • Windows Installer 2
  • Native Rich Text Editor Support 30
  • Windows Scripting Host 5
  • Dependency Walker 2
  • Mozilla ActiveX Control 1.7
  • Visual Basic Common Controls 6
  • Visual Basic Runtime libraries 6
  • gdiplus Windows XP Library 1
  • Windows Media Player Codecs 6
  • Flash Player Plugin 10
  • Mono Runtime 1
  • Indy OpenSSL 0

アプリケーションに必要なフォントと選択されたアプリケーションのダウンロード始まります。ひとつダウンロードするとそれをインストールしてから次へ進みます。インストールはほとんど自動化されていますが、一部「OK」ボタンなどをクリックする必要があります。

無事インストールが終わると、以下のようなメッセージが表示されます。

メニューバーの「アプリケーション」→「インターネット」→「Internet Explorer 6」から IE6 を起動してみましょう。英語版の IE6 ですが、日本語のサイトも文字化けせずに表示されます。

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